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有朋学園について
由来について
『有朋』は、漢の時代に編集された論語の最初に書かれている、学而第一の中の「有朋自遠方來不亦樂乎」に由来します。
・由来について
有朋(朋あり)
自遠方來(遠方より 来たる)
不亦( 亦た)
樂乎(楽しからずや)
〈意味〉
同じ意志を持つ友達が
遠くからやって来て一緒に学ぼうとする。
これはなんと楽しいことだろう。
校訓
進取・創造・克己
教育目標
自立独歩の精神のもと、法を重んじ、
謹厚かつ情緒豊かで、勤労を尊び、
創造性にあふれ、新しい時代を担う
有為な人間の育成をする。
沿革
昭和32年
本田嘉博を中心に福島外国語学校設立
昭和42年
学校法人有朋学園として認可される
昭和54年
専修学校として認可される
平成3年
東日本高等学院を開校する
平成4年
NHK学園高等学校と提携する
平成13年
県より高等課程の認可を受け教養科を設置する
平成14年
文部科学省より大学入学資格付与校の指定を受ける
平成23年
有朋高等学院に校名を変更する
平成29年
創立60周年
令和4年
附属「思春期こころの相談室」を開設する
本校の特色
多彩なカリキュラムが未来への力になる
本校独自の教育スタイルは魅力がいっぱい!
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1. 次のような生徒達に広く
門戸を開いています。・中学校時代に思うように登校できなかった。
・登校することはできたが、教室に入ることができずに保健室や学習室などで過ごしていた。
・進学した高校に適応することができずに転校したい。退学してしまったがもう一度やり直したい。
・少人数の中で理解できるまでじっくり学習したい。
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2. 教師はプロ集団です。
クラス担任は高校の教員免許状の他に特別支援教諭の教員免許状も有しています。 また、公認心理師や社会福祉士(ともに国家資格)の資格を有する教員が多数います。
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3. 少人数制を貫いています。
1クラスは20名程度で構成されており、一斉指導と個別指導を組み合わせた授業を行い、 一人ひとりがじっくり理解できるまで生徒に向き合っていきます。
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4. 本校附属の「思春期こころの相談室」があります。
「思春期こころの相談室」では、学校生活、友人関係、学習の問題など、教育に関する幅広い相談に応じています。 また、医療機関や研究機関との連携も図っています。
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5. 進路に応じたカリキュラムを編成しています。
生徒の多くが、大学など上級学校への進学を希望しています。基礎力の完成から実践力の養成まで、 幅広いカリキュラムを組んで、指導していきます。
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6. 検定試験への取り組みを
積極的に行っています。本校は、英語検定、漢字検定、パソコン検定などの検定試験会場として指定を受けています。 本校では、これらの受検を積極的に推奨し、新しい大学入試制度にも対応しています。
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7. 多彩な学校行事を
行っています。芸術鑑賞会、校内球技大会、ボランティア活動、遠足などの多彩な行事を、年間行事の中に組み入れています。 これらを通して生徒同士、生徒と教師との交流を深めていきます。
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8. 保護者のための勉強会を
実施しています。青年期の子どもと親との関係はなかなか難しいものです。そこで、保護者の方を対象に、 子どもたちの心理や親子関係のあり方などを広く考える勉強会を、年間を通して実施しています。
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9. 講演会を積極的に
実施しています。年間を通じて、さまざまな方面で活躍されている方々を講師として迎え、 社会の仕組みや将来への心構えなどについて、幅広い知識を得るための講演会を実施しています。
Q&A
- 「有朋高等学院」ってどんな学校?
Q
本校はNHK学園高等学校(普通科)と提携している「3年過程の全日制高等専修学校」です。
「高等学校(NHK学園高等学校)」は、学校教育法第1条、「高等専修学校(有朋高等学院)」は 学校教育法第125条に定められた学校で、後者は戦後の新しい制度の中で誕生した学校種です。 これら両者に定められている学校の教育内容を比べてみると、本質的な違いはありません。
しかし、本校では、生徒たちにより幅の広い教育を提供したいとの思いで、設立当初から NHK学園高等学校と提携してきました。 これによって、本校の卒業生は、高等学校と高等専修学校の両方の卒業証書を取得することができ、 他の高等学校を卒業した生徒たちと同様、進学や就職へと大きく道が広がっていきます。
- 「NHK学園高等学校」ってどんな学校?
Q
NHK学園高等学校は、 昭和38年に全国を一つの学区とする『広域通信制高等学校』として開校された、3年課程の普通科高等学校です。 NHK学園高等学校と提携しているのは、全国で本校だけです。 本校を卒業すると、高等専修学校(本校)と高等学校(NHK学園高校)の卒業証書を同時に取得することができます。
- 提携によるメリットってなに?
Q
通信制の高等学校で単位を取得したり、卒業したりするためには「指定された日に指定された会場で、 スクーリングといわれる面接授業を受ける」、「1科目につき、一年間に5から10数通の課題を提出する」、 「定期試験で基準点を満たす」などを一つひとつ着実にこなし、単位を積み重ねていかなければなりません。 また、課題の提出やさまざまな手続きは、すべて自分一人で行わなければなりません。 しかし、本校はNHK学園高等学校と提携しているので、本校の生徒たちは、これらの全てを本校で行なうことができます。
本校は、NHK学園高校のサポート校(通信制高校の塾的な存在で無認可の施設が多い)ではなく、 国と県から正式な認可を受けている学校です。
提携により本校が行っているのは次の事項です。
① 日々の授業や定期試験は、本校とNHK学園高等学校との両者を組み合わせ、年次計画に基づいて行われます。 授業内容や時間数などは、全日制普通科の高等学校と同様です。
② 6月と10月の年2回、NHK学園高等学校の先生方が直接本校を訪れ、授業を行っています(訪問スクーリング)。 これにより、NHK学園高等学校の先生方とも交流を深めることができます。
③ NHK学園高等学校と生徒の間における様々な手続き等は、すべて本校を窓口として行われますので、 わずらわしさは一切ありません。